記紀認識では、この列島から人類が誕生したことにされています。つまり、大陸とこの列島との人の流れを断ち切っています。 しかし、古代においては、今のような国境はありません。ですから、規模の大小はあっても、数多くの渡来人が大陸からやって来ています。ですから、そういった大陸から渡来してきた人たちが、この列島に住む私たちのご先祖ということになります。 この間、わが国の成り立ちの歴史を検証する中で、民族的な移動といった渡来の歴史を、大陸に残されている歴史から見出すことができました。すると、その渡来人の歴史は、出雲神話の中にも描かれていました。 私たちの民族的な歴史を取り戻すためには、その渡来人の足跡を知ることが欠かせません。そういった消された渡来人の歴史を振り返ってみることにしましょう。それこそが、私たちの民族的ルーツを探ることでもあります。 |
新説日本古代史研究
邪馬台国発見
ブログ「邪馬台国は出雲に存在していた」
Copyright (C) 2010 みんなで古代史を考える会 All Rights Reserved.