大陸から渡来した4大民族
出雲神話に描かれていた歴史の真実
記紀認識では、この列島から人類が誕生したことにされています。つまり、大陸とこの列島との人の流れを断ち切っています。
 しかし、古代においては、今のような国境はありません。ですから、規模の大小はあっても、数多くの渡来人が大陸からやって来ています。ですから、そういった大陸から渡来してきた人たちが、この列島に住む私たちのご先祖ということになります。
 この間、わが国の成り立ちの歴史を検証する中で、民族的な移動といった渡来の歴史を、大陸に残されている歴史から見出すことができました。すると、その渡来人の歴史は、出雲神話の中にも描かれていました。
 私たちの民族的な歴史を取り戻すためには、その渡来人の足跡を知ることが欠かせません。そういった消された渡来人の歴史を振り返ってみることにしましょう。それこそが、私たちの民族的ルーツを探ることでもあります。 
1) 消された民族の歴史
2) 渡来の要因とルート
要 因
ルート
3) 最初の渡来民族・・・戎(えびす)
美保神社・・・戎神社の総本社
高度な文化を築いていた『山戎』・・・斉に滅ぼされる
馬 4) 胡の民族・・・ルーツは中東
月氏・匈奴・東胡
東胡が、匈奴に敗れ「鮮卑」と「烏丸」に
大蛇 5) 東胡が渡来・・・列島を隷属下に
渡来の痕跡・・・銅鐸・4隅突出型古墳
東胡が勢力を強め、この列島の人々を隷属下に
出雲大社 6) 匈奴が渡来・・・隷属から解放へ
烏丸・鮮卑の逆襲・・・匈奴を撃退
匈奴が、この列島に渡来 

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